【ネタバレ】おおきく振りかぶって アフタヌーン 第50回 あらすじ&感想

野球漫画 おおきく振りかぶって(おお振り) 月刊アフタヌーン 2007年12月号(第50回)のあらすじと感想になります。


ネタバレ満載ですので、コミック派の方、本誌未読の方はご注意下さい。



おおきく振りかぶって

【おおきく振りかぶって 2007年12月号(第50回) あらすじ】


7回裏が始まる前、呂佳がトイレから戻ってくる。
河合は呂佳に、倉田が怪我をしてしまったことを伝え、話の流れで、3回戦で倉田は相手選手に怪我させていますよねと何気なく話すのだった。


西浦の攻撃は1番泉からの好打順。
初球はストレートが外れてボール。
2球目はストレートを空振り。
泉は鹿島のストレートの速さに戸惑いを覚える。

それをネクストバッターズサークルで見つめる栄口は、泉とは別の考えを持っていた。


ベンチ内で、阿部との講義が続く田島と三橋。
慣れない作業に、田島の頭の中はパンク寸前のようだ。

そんな中、泉は三振に倒れる。


2番栄口。
初球はボール。
2球目はストレートが胸元に外れてボール。
3球目は強振して空振り。この時、鹿島に対してジッとガンを飛ばす栄口。それを感じた鹿島もグッとにらみ返す。
4球目はインコースに外れてボール。カウント1-3。

ここで待ってましたとばかりに、栄口は打席内で思いっきりにやけてみせる。
カッとなった鹿島は5球目も大きく外してしまい、栄口はフォアボールで出塁する。


栄口は力のない者なりに、出塁できる方法を考えていたのだった。


3番巣山はバントだが、栄口のにやけ作戦にも気持ちを落ち着かせる鹿島は、その栄口の作戦を逆用する。
投球の際、グッと巣山をにらみ視線を合わせたのだ。
動揺してしまった巣山はバントを打ち上げてしまい、ファーストフライに倒れる。
鹿島の速球と人相の悪さがあってこその、鹿島自身が認める技だった。


2死一塁で4番田島。
1球目は速球に空振り。
リードのことが気になってバッターボックスに集中できない田島は、それを振り払おうと雄叫びを上げる。
2球目はファール。
3球目はボール。
4球目、力勝負のストレート。田島のバットは空を切った。乗りに乗ってきた鹿島に軍配が上がる。
田島は、キャッチャーと4番を両立することの難しさを痛感するのだった。


8回の西浦の守り。
阿部はマウンドに向かう三橋に「田島を信じて投げればいい」とアドバイスするが、それは、これまで三橋が考える機会を潰してきてしまったことの裏返しでもあった。
阿部はただベンチで祈るしかなかった。


一方の三橋自身も、自分で考えることを怠り、阿部に任せきりであったことを認識していた。
怪我をしないという約束も、三橋がそうし向けたから。
その約束を気にしている阿部に、三橋は勝って「気にしないで」と言うことを心に誓う。


打席に6番鹿島が入る。
初球は内角スライダーでストライク。
2球目はストレートでストライク。
3球目を打ち上げてライトフライに打ち取る。


7番松下。
初球を打ってレフトフライ。簡単に2アウトを取った。


しかし、この間にも美丞大狭山の西浦バッテリー包囲網は着実に進んでいた。


7回にモモカンがリードに関わっているらしいことをつかんでいた美丞大狭山は、鹿島と松下の打席の間にモモカンのサインを解読。
どうやら、口を触ることで、ストライクとボールの指示を出していることを突き止める。


そのことを耳打ちされた倉田が打席に入った。 1球目は外角低めのカーブが外れてボール。ボールとわかっていなければ振ってしまいそうなきわどい球だ。
2球目、ストライクとわかっている倉田は、内角のシュートを引っ張って三遊間への痛烈なゴロとなった。
巣山が横っ飛びで抑えるも一塁は間に合わない――と思いきや、倉田は全力疾走をしておらず一塁アウトとなる。


スタンドで今のプレイに憤る呂佳。
美丞大狭山の3回戦でのクロスプレーについて呂佳の意見を聞こうとした河合の問いかけにも、怒りを露わにして一蹴する。


美丞大狭山ベンチ内でも、滝井が今のプレイに対して倉田をしかりつけていた。
当の倉田も自身に問いかける。
「さっきは一塁を駆け抜ければいいだけなのに、あの時は、駆け抜ければいいかすべりこめばいいか、何故わからなくなったんだろう」


7-4の3点差。
沖から「打ってくれよ」と声を掛けられた花井が打席へと向かう。


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【おおきく振りかぶって 2007年12月号(第50回) 感想】


さて、この回の見所は、にやけの栄口でしょうか?


真剣勝負のさなかでにんまりできちゃうなんて、栄口はある意味度胸が据わっているのか。それに反応しちゃう鹿島も面白いと言えば面白いです。


慣れないキャッチャーで手一杯の田島は、あっけなく三振。さすがの田島でも、こればっかりは厳しいようです。
当たり前といえば当たり前ですが、三星戦の頃とは違う、レベルというものを感じてしまいますね。


阿部と三橋の、心の中でのやりとりもポイントですね。お互いに問題点を認識できたことは大きかったと思います。


モモカンのサインが早くも解読されてしまったことには感心するしかないんですが、こういうところでもチームとしてのレベルの差を感じてしまいます。


あと、作品内では触れられてないですが、西広公式戦初キャッチです(^^)


ジリジリする思いで残す攻撃はあと2回!


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